この美しい自然を
次の世代に守り
伝えるために
(一財)自然公園財団は、
令和6年5月「国立公園基金」を設立しました。
本基金では、国立公園の生物多様性の保全・再生、利用施設の維持管理、
さらにその人材育成の活動を支援する
「国立公園基金助成事業」を実施します。
この基金を通じて、国立公園を支える人々の輪が広がれば幸いです。
何卒ご支援賜りますようお願い申し上げます。
国立公園の保護、保全に取組む団体を支援する「国立公園基金」を設立しました
さまざまな課題
今、国立公園の現場では施設の老朽化、自然環境の荒廃、野生動物対策等さまざまな問題に直面しています。
全国35公園、その総面積が国土の6.5%に及ぶ国立公園の管理には、たくさんの人手と費用が掛かります。
しかし、十分な予算措置がないのが実情です。
国立公園への助成
私たち自然公園財団は、利用者負担の考えのもと公共駐車場を運営し、その収益で公園管理を行っています。
現在15の国立公園の中の23事業地で活動していますが、全ての国立公園に対応できているわけではありません。
自然とのふれあいと、その保護を支えるために
一方、各国立公園には、私たちの他にも日本の自然を愛し、この美しい自然を次の世代に守り伝えるために活動している団体がたくさんあります。
自然保護の砦として、自然とのふれあいの場として、多くの人々に親しまれている国立公園は、数多くの非営利団体やボランティア団体等の地道な活動に支えられているのです。
そこで、こうした団体を支援することで、国立公園を取り巻く様々な課題の解決につながると考え、この度「国立公園基金」を創設しました。
基金はこのような活動に使われます
以下の活動は一例です。
これ以外にも様々な国立公園維持の活動をサポートしてまいります。
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希少種の保護や調査、特定外来生物の駆除、草地の維持
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登山道、看板、ベンチ等の補修
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樹林地の手入れ、動植物のモニタリング
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活動を実施する人材の育成に資する技能講習会の実施
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活動に関するホームページの立上げやシンポジウムの実施
国立公園基金の助成実績について
2024年基金助成が決定した団体をお知らせいたします。